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生活環境支援事業

支援事例

 
#27 車いすで台所、座ったまま調理できるキッチンリフォーム
  車いすを利用する娘さんと旦那さん、高齢のお母さんのご家族です。今まではお母さんが主に台所仕事を行ってきましたが、そろそろバトンタッチ、車いすに座った姿勢でできるだけ作業ができるよう、キッチンを入れ替え、隣の居間に食事を運びやすいようカウンターも作りました。
   
リフォーム前の様子です。キッチンの形状も車いす向けではありませんが、そもそも入り口の段差と食器棚等の配置で、車いすでは入っていけない状態でした。リフォーム後は食器棚が減ってしまうので、効率の良い収納スペースになるよう、キッチンのサイズや位置などをいろいろなプランを作って比較検討しました。   キッチンだけを考えれば、もうワンサイズ大き目のタイプを入れることも可能でしたが、電子レンジや炊飯器の場所など総合的に考え、カウンターのスペースを設けることにしました。隣室との戸の部分にカウンターがかかっていることで、食事をする隣室と食事を作る台所の間で、一度カウンターに食器などをおいて受け渡しができるように考えました。   キッチンの入れ替えと共に、床の改修も行い、隣室との段差を解消しました。また、廊下戸の出入り口も引き戸とに変更して動作の楽な動線を確保しました。
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