支援事例
段差解消機を利用するためのデッキ
勝手口からの出入りのための工夫です。パーキンソン病による歩行機能の障害がありましたが、長い間奥様の介助により、段を歩いて降りてから車いすを利用していました。奥様の介護負担も大きくなってきたため、車いすのまま昇降できる昇降機の導入を考えましたが、階段状で、さらにドア正面に昇降機を設置すると、介助者が通り抜けできなくなってしまうためデッキを製作、車いすの通路と介助者の通路を区分しました。
改修前の様子です。踏み台や手すりを駆使して、なんとか昇降移動を行なっていましたが、転倒や介助者の腰痛などの危険性が常にありました。
昇降機を上げたときの様子。この状態で昇降機に乗り込みます。昇降機は介護保険のレンタルでの利用ですが、デッキ製作については介護保険の利用はできませんでした。歩行通過の人のための手すりは、既存のものの再利用です。