支援事例
手すりと床材変更で屋外動線の安全確保
視覚に障害のある方が屋外移動を安全に行なうための改修です。改修前は、家屋の壁や植栽を伝い、手探りで歩いていましたが、不整地の上に段差もあり大きな危険を伴っていました。
玄関外から段差なくコンクリートの歩道を作り、誘導のための手すりを取り付け、すでにコンクリート舗装をされていた駐車場につなげました。
施工前の様子。玄関からいくつかの段差を超えて手前の駐車場まで歩いていました。玄関からまっすぐ伸びる通路は飛び石で、道路につながる前が階段になっているので、利用していません。
歩道沿いに手すりを連続させてしまうと通路を横切る際に邪魔になります。手すりの主な目的が視覚障害のための誘導だったので、途中で左右の手すりを握り替えることができるので、左右に分けて手すりを設置しました。
新たに改修した歩道は、既に舗装されていた駐車場につながっています。新たに手すりだけを設け、公道までを誘導しています。