支援事例

畳をフローリングに。合わせて段差も解消

廊下をかさ上げし、隣接する和室の畳をフローリングに改修した事例。車いすで移動する方の自立を支援する改修です。写真は、幅1間の建具枠部分で、改修前は2枚引きの戸が入っていましたが、通行しやすいように3枚引きに交換、床に段差ができない吊戸方式にしました。

改修前の段差の様子。廊下と畳の間に敷居があり、段差は3cm。廊下に出てすぐに90度の方向転換をするので、段差を斜めに通過することになる車いすは、斜めに傾き、自操での通過が困難でした。

改修前の建具、2枚引きなので有効間口は80cm程度、廊下の幅は80cm以下で車いすの方向転換は難しい状況!でも、トイレはその先、いかねばならぬ~!

改修後の建具、3枚になっているのがわかりますか?有効開口は115cm程度、車いすでの方向転換でも余裕があります。